Madrid 2015 ラストロ&コシード・マドリレーニョ
せっかくの日曜日なので、まだ一度もいったことが無かったマドリードで有名なラストロ(蚤の市)に行ってきました♪ 今回はラストロ周辺のお店、初めて食べたマドリードの伝統料理「コシード・マドリレーニョ」を紹介します。
この写真はマドリードのラティーナ駅のそばにある + que pan (マス・ケ・パン)というパン屋さん兼カフェのスイーツです。
マドーリドとバルセロナの違いの一つが朝食の豪華さです。この違いを知ってなぜカタロニア地方のサービスがスペインの他の地域からからケチだと言われるかがちょっと分かったような気がします。
たとえばクロワッサンを注文すると、もはや冷めきっているクロワッサンだけのバルセロナと違って、まず温かくて半分に切れ目が入っているクロワッサン、さらにバターとジャムが両方ついてくること!感動でした。また、ここの朝食はコーヒーとクロワッサンにさらに生オレンジジュースもついてきてたしか2ユーロちょっとだったはずです。バルセロナでは有り得ないお得感を堪能(笑)ぜひ行ってみてください☆
ラティーナの市場です。カラフルなGoogleカラーで目立ちます。
こちらはキャンディーのお店Paco(パコ)。1936年創業の老舗です。ショーウインドウにぎっしりキャンディーが並んでいる上に味と値段まで説明書きがあるので目がチカチカします。
キャンディーショップの向かい側には同じくらい派手な黄色いお店があります。こちらはパーティーグッツ(主に仮装用の服やマスクなど)を売っているこれまたPacoという名前の店です。
「No tocar (触るな)Peligro de muerte (死ぬ程危険)」の看板は15ユーロ。
カラフルなスペインの陶器。バルセロナでは観光客用の安い陶器しか見かけず、こういう伝統的な商品はどこで買えるものかと疑問に思っていました。
こちらはラストロの脇道です。メインの通りは人混みが半端ないだけでなく泥棒も多く、さらに質の良いものが無いことが判明したので脇道に入って路面店ではなく店舗内の雑貨や古着を見ることにしました。
こちらはColin Danteというアンティークを扱う雑貨屋です。ここCalle Bastero(バステロ通り)にはオシャレなアンティークのお店がいくつかありました。
片目を隠す可愛い猫のマグ。
こちらはColin Danteの前にあった女性ものの古着屋です(名前は忘れました)。店長の女性がとても独特で、質の良い服もあり女友達と長居しました。20ユーロくらいで可愛いジャケットをゲット♪ オシャレな女性も掘り出し物が期待できる場所で気に入りました。
こちらも同じ通り沿いの雑貨屋さん。
お昼はラティーナから少し北にある場所で予約をしていたので、Opera(オペラ)経由で歩いていきました。今回は通り過ぎただけのMercado de San Miguel(サン・ミゲル市場)ですが、この市場では美味しいタパスが食べられると聞いているので、ぜひ立ち寄ってみてください♪
私たちがお昼を食べたのはLa Bola(ラ・ボラ)という Cosido madrileño(コシード・マドリレーニョ)と呼ばれる煮込み料理で有名な1870年創業の老舗です。
マドリード人なら大概知ってる有名なレストランのようで、店の外観を撮りにくる観光客もいたり。内装はクラシック。
もちろんのこと、ここで一番有名な煮込み料理、コシード・マドリレーニョを注文しました。分量が多いと聞き女友達とシェアすることに。1皿目はスープ。フィデオという細くて短いパスタと一緒にいただきます。トッピングの生の白ネギとグリーンペッパーも加えたのですが、シャキシャキ感が美味しかったです♪
煮込みの半分がこちらです。もう一度書きますが、これで半分です!牛肉、鶏肉、チョリソ、ひよこ豆、ジャガイモ。これにキャベツを加えて全て細かく切って混ぜて食べるのだそう。
ということで切ってまぜて、最後にトマトソースをかけて出来上がり!
ひよこ豆は少し食べるだけでお腹がいっぱいになるので、わたしはもともと半人前だったのにさらにその半分しか食べることができませんでした、ごめんなさい。コシード・マドリレーニョは農家で一日中身体を動かして働く人がエネルギーを得るための料理だったそうで、そう聞いて食べきれないわけが分かりました。本当に胃に重い料理なので注文される際は2人で1人前+スープを1人分追加で注文するくらいでよいと思います(スープは一人前分しか来ないので2人分注文しなければなりません)。
消化を助けるためにリモンチェロ(イタリアのリキュール)を注文しましたが、ただ酔っぱらうだけであまり助けにならず(笑)