Paddle Surf @Barceloneta
海は大好きなのに泳ぐのが苦手なため、メンタルトレーニングを4週間行って恐怖を克服し、昨日はじめてバルセロナの海岸沖でパドルサーフィン(スタンドアップパドルボード)に挑戦してきました。今日は股関節と腰が筋肉痛で歩き方が変です。
4週間くらい前に参加しようと思って申し込んだのですが、その日は波が荒く良い経験ができないという理由でインストラクターさんにキャンセルされてしまいました。今回は快晴で風もほとんど無く完璧なコンディションでした。初回に出来る限り良いコンディションで臨めるようにと気遣ってくれるインストラクターのみなさんに感謝です。
さて、4週間前の自分はというと、以前メノルカ島でカヌーを漕いだときの黒い海が恐くて(ただの海藻ですが)、サーフボードの上に立つなんて有り得ないと思っていました。そこからの昨日だったので、個人的にはかなりの達成感です。
初心者コースで教わったのはボードの上での3つの体位、海への落ち方、足の置き方、不安定なボードの上での脚の慣らし方、目線、ボードの回転、漕ぎ方、海における注意事項などです。
今回は2時間の間にバランスを崩して海に2度落ちました。滑り止め的なものがサーフボードの上についているにもかかわらず一度フラッとバランスを崩すと元にもどすのはちょっと大変です。ただ、一度落ちると落ちることが全然恐くなくなったのでそいういう意味ではポジティブだと思います。
(写真:ビルバオ出身のおじさんたち。バルサとビルバオの試合開始前の飲み。)
いつも地面は動かないものだという考えを捨てて新しいルールの環境にどれだけ早く適応できるか自分の感覚器官をテストするにはとても良いスポーツだと感じました。地面が動くことが普通だと身体に教え込むのには慣れが一番。
ただ、ボードから落ちないようにするには、下を見ないで進みたい方向にある不動なものに焦点をあてること、安定感を求めずボードに身体の動きを任せること、だそうです。
(写真:ビルバオからバルセロナまで時速40キロで一週間かけてやってきた車。おじさんたちのロマンを感じる!)
良質のパドルサーフィンのコースかどうかの見極めはもちろんインストラクターとの相性や質もありますが、以下の2点は初心者には特に大事だと教わりました。
1. オール(パドル)が水面に浮くかどうか
浮かないと海に転落した時にオールが海底にサヨナラ。日本ではもしかするとこんなオールは無いかもしれませんが、海外では浮かないオールもあるそうです。
2. 脚とサーフボードを繋ぐ命綱があるか
特に泳ぐことに自信の無いわたしみたいな人には命綱をたどればサーフボードにたどりつけるという安心感はありがたかったです。またインストラクターさんも荒波になった時には重要だと言ってました。
2時間のレッスンコースは30ユーロ。バルセロナのビーチには人だかりですが、バドルサーフィンはビーチから離れて行うので水面には人が少なくて気持ちいいです♪
地中海でパドルサーフィンいかがですか?
– MOLOKA’K SUP CENTER(お世話になったサーフィンのおみせ)
ウェブページにアクセスできず電話で予約しました。英語かスペイン語のコースになります。
最後に、友達がGoProで撮ってくれた写真。水の冷たさを恐れてビキニが着れず、笑。